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まいあそび*うたいあそび

シテ方金春流半人前能楽師のブログ

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み絲之會₋第4回公演のご案内


チラシがやっと出来ました。
同期若手能楽師3人の会「み絲之會」は今年で4回目を迎えます!
4回目は、能『船弁慶』に挑戦致します。
チケットは2月上旬発売を予定しております。
是非ご来場くださいます様お願い申し上げます。

【み絲之會₋第4回公演】
日時 5月31日(金) 18時半開演 
於  セルリアンタワー能楽堂
   東京都渋谷区 桜丘町26−1 地下2階

素謡 『翁』金春安明 金春憲和
舞囃子『放下僧』村岡聖美
仕舞『采女』櫻間金記
能『船弁慶』柏崎真由子 
 
み絲之會HP



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會田千夏展にて


旧友の画家會田千夏さんの展示が3月30日(土)から6月30日(日)までニセコ有島記念館で開催されます。
この度、お声がけ頂き5月2日(木・祝)13時半からのギャラリートーク引き続き、展示スペースにて舞を披露させて頂くこととなりました!
彼女と知り合って20年。
まさかこのような形でご一緒出来るとは!
ちなっちゃんどうも有難う

彼女の絵を是非多くの方に観て頂きたいです。
GWはニセコへお越しください!

詳細はこちら

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3月の円満井会定例能


円満井会定例能にて仕舞『嵐山』を舞わせて頂きます。
どうぞお出かけくださいませ。



【円満井会定例能】
能 鉢木(はちのき)山井綱雄
狂言 土筆(つくづくし)大藏吉次郎
能 羽衣(はごろも) 替ノ型 安達裕香
能 融(とおる)岩松由実

日時:3月2日(土)12時半開演 ( 11時半開場 )
於 : 矢来能楽堂(東京都新宿区矢来町60 )
入場料(全席自由席)
一般 :5,000円 25歳以下優待券:2,000円
お申込:柏崎 hashimoto_noh@mail.goo.ne.jp
    或いは出演能楽師まで

『限定10枚!円満井会定例能25歳以下年間パスポート』3月2日(土)販売!
★年4回開催される円満井会定例能を、お好きなだけご覧になれるパスポート★
料金:3千円
【注意事項】
・2020年4月1日までに26歳の誕生日を迎えられる方までが対象です。
・記名者1名に限ります(持参人式ではありません)
・必ず年齢を証明できるものをご持参ください。
・入場は12:15からになります(一般開場11:30、開演12:30)。
・満員の場合、入場をお待ちいただく場合があります。

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『邯鄲』を終えて


円満井会定例能にて『邯鄲』を舞わせて頂きました。
ブツカル・ハサマル・ドベルといった分かりやすいミスの波をこえ、基礎力の無さという熱に低体温やけどをしながらも何とか最後まで舞い終えることが出来ました。
公演のDVDは恐ろしくて観ることが出来ないのですが、飛び込みも一応何とかなったかな?という感じです。全く痛くありませんでした。
ご来場頂きました皆様、ご指導くださった先生方、御協力頂きました皆様に感謝申し上げます。
どうも有難うございました。

またいつか舞ってみたいです!

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円満井会定例能『邯鄲』のご案内


1月に、「円満井会定例能」にて能『邯鄲』のシテを勤めさせて頂きます。
能をはじめて御覧になる方でも楽しめる曲と思いますので、是非ご高覧頂けますと幸いです!
『邯鄲』の他に能『巴』森瑞枝・能『玉葛』本田芳樹・狂言『附子』山本泰太郎(大蔵流)・仕舞が6番ございます。

【円満井(えんまい)会定例能】
日時:1月26日(土)
   開演12時半(開場11時半)
   ※能『邯鄲』は15時15分頃より

於 :矢来能楽堂 
  (東京都新宿区矢来町60)
   東京メトロ東西線「神楽坂」駅2番出口(矢来口)より徒歩5分
   都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂」駅A1出口より徒歩8分

チケット:全席自由席 一般5千円 25歳以下2千円

お申込:hashimoto_noh@mail.goo.ne.jp
     090‐6213‐0071(柏崎)
    
【邯鄲-あらすじ】
 中国蜀の国に住む青年盧生(シテ)は、ただ漠然と暮らす日々に悩んでいた。
ある時、楚国羊飛山に聖僧がいると聞き、自らの生きるべき道を尋ねようと旅に出る。
羊飛山への道すがら、盧生は邯鄲の里で宿を取る事に決めた。宿屋の女主人(アイ)は、盧生に羊飛山へ向かう訳を聞くと、不思議な枕の話を切り出した。その枕は、女主人が以前宿を利用した仙術使いから貰ったもので、一眠りの間に行く末を悟ることが出来るという。粟飯が炊きあがるまでと、女主人に勧められるまま、盧生は床に就いた。
 突然、勅使と名乗る男(ワキ)に起こされた盧生は、帝位を譲ると告げられる。
不審に思いつつも、玉の輿に乗せられ王宮へと導かれた。喜見城も斯くやとばかり光輝く豪奢な王宮。玉座についた盧生の前には大臣たち(ワキツレ)が座を連ね、幾千幾万と捧げられた宝物は山の如くに積み上がる。夥しい数の諸侯の旗が風に棚引き天を彩る。皇帝盧生を礼拝する声は止まず、地に鳴り響く程であった。
 月日は流れ、在位は五十年を過ぎた。ある日、廷臣から一千年の齢を保つという仙人の盃と酒を捧げられ、この酒で祝宴を催すことにした。長寿の盃が廻り、舞童(子方)が華を添え、盧生自らも舞い遊ぶ。まさに栄華の頂点を極めた盧生。
この歓楽の時間が永遠に続くかと思われたその時、昼と夜、春夏秋冬が同時に存在し、四季折々の草花が一気に咲き乱れる。
世界はグルグルと回転しながら吸い込まれるように消えていった。
 宿屋の女主人の声に目を覚ますと、そこはもとの宿屋であった。粟飯が炊きあがったという。
今までの出来事は、全て夢であった。盧生は、この世の栄華や歓楽は、一瞬の夢のように儚いものだと悟り、「この枕こそ我が師」と満足して帰路に就くのだった。
 
邯鄲の枕は、心の底に眠っている欲望を写し出す鏡のような存在なのかもしれません。
この後、盧生はどのような人生を歩むのでしょうか。



↑印刷ミスで公演のスケジュールが1時間ズレて記載されておりました。
誠に申し訳ございませんでした。

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プロフィール

HN:
柏崎真由子
性別:
女性
職業:
シテ方金春流 能楽師
自己紹介:
北海道 函館出身 相模原市在住

【連絡先】
hashimoto_noh@mail.goo.ne.jp


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