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まいあそび*うたいあそび

シテ方金春流半人前能楽師のブログ

『葵上』を舞い終えて




昨日、円満井会定例能にて能『葵上』を舞わせて頂きました。
ご来場頂きました皆様、誠にありがとうございました。
自分なりに精一杯勤めさせて頂きましたが、やはり六条御息所は難しかったです。

昨年の10月に「第14回 ユネスコ記念能」にてシテ方五流の女流能楽師による立合公演にお声がけ頂き、その時に舞ったのが仕舞「枕ノ段」(『葵上』前半の舞所)でした。
私はまだ『葵上』を能で舞った経験がなく、全曲を通して見た時のこの場面の大切さや、六条御息所の気持ちの高まりといった深い理解にまで至れず、型を追う事で精一杯でした。
いつか『葵上』をきちんと能で舞ってみたいという気持ちが沸いてきました。

そんな中、思ったよりも早く舞わせて頂く機会を頂戴し感謝致します。
謡のとても難しい能で、自分にはまだ早すぎるとも思いましたが、「舞ってみたい」という気持ちの方が勝りました。

呼吸が途切れ途切れになってしまったので、能的体力をつけて、またいつの日かリベンジしたいと思います。

どうも有難うございました。





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能と琵琶の春のお茶会








知人より「能と琵琶のお茶会」と題されたお茶会にお招き頂きました。
春という事で、『羽衣キリ』を舞わせて頂きました。 
また、お茶を頂きながら秀吉が催した大茶会の様子を描いた琵琶曲『茶絃録』を拝聴。
優雅な春の一時でした。
どうも有り難うございました!

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夏の思い出


円満井会特別公演の宣伝もし忘れて随分更新が滞ってしまいました。

・・・今年の夏の思い出などを。
以前より講座などでご一緒させて頂いておりました東京でガムランの普及活動をされているランバンサリの樋口なみさんにお声掛け頂き、マレーシア(クアラ・トレンガヌ)で2年に1度開催されるガムランフェスティバルに参加させて頂きました。

社会情勢の影響からか今年の参加はアジア諸国だけに限られてしまったようですが、本来は世界各地で活動しているガムラングループが集合し、自国の文化とガムランをミックスさせたものを発表する場だったようです。見れずに残念。

能楽からは、シテ方林美佐さんと私。お笛の熊本俊太郎さん、小鼓の大村華由さんにも御協力頂き、チーム「wasabi」としてガムランと日本の融合を目指しました。
・・・といっても、能の要素が勝ってしまいましたが。
とても楽しい旅となりました!

皆さん本当にありがとうございました(^^)




海に近い会場。




バリの皆さんのリハーサル


会場で出るお昼ごはん美味しい。


クリスタルモスク


クリスタルモスク内部で皆さんと。




とにかくご飯が美味しかったです。

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円満井会定例能『高砂』が終了致しました。


3連休の初日、16日に円満井会定例能にて能『高砂』を舞わせて頂きました。
貴重なお休みに足をお運び下さいました皆様に御礼を申し上げます。

この日は各地で演能が多く、おワキを高安流のお家元高安勝久先生にお相手頂くというチャンスに恵まれました。

反省点は多々ありますが、やはり一番は、謡や所作が前シテの位になっていないという点です。
謡は浅く、早くなり、所作もしっかりどっしりとした尉らしいものからかけ離れてしまいました。

いつの日か再び『高砂』という曲と向き合う事が出来るよう、精進を続けたいと思っております。

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み絲之會ー第弐回公演ー無事終了!

ブログの更新がと滞っておりました。


(撮影・国東薫)

「顔面蒼白だったよ。」
と、ご感想頂いた、仕舞『敦盛クセ』体調は元気でしたが、地頭という大役を前に緊張!

先週、無事「み絲之會・第弐回公演」を終えることが出来ました!
お陰様で盛会となりましたご来場頂きました皆様どうもありがとうございました。
北は、北海道。南は、関西まで。遠方からもお越し頂き、感謝の気持ちで一杯です。

今回私は、能『杜若』の地頭【地謡(コーラス)の統率者】の大役を勤めさせて頂きました。
地頭は能に置いて、とても重要な役割です。
何故ならば、能の世界を構築するのは地謡の仕事だからです。

本来であれば、私のような駆け出し者が勤められるお役ではありません。
実力、信頼性、などなど様々な事柄をクリアしなければならず、シテよりも地頭を勤める事の方がこの世界に置いて、数十倍難しいのです。

勿論、駆け出しの私は、能地頭をさせて頂くのは初めての経験。
上手く謡えるわけがない。という確信を胸に。
それならば、今の自分が出来る限りの謡を精一杯謡おう。
ただただ、ただただ必死に。
しかし、徐々に「あれ?楽しいぞ?!」という思いが湧き上がり、正直楽しかったです。
もしかすると、シテよりも楽しいかもしれない。

謡の楽しさ、面白さ、奥深さ、難しさ、そして自分の拙さ、これらすべてをギュッギュッこの舞台で学ぶ事が出来ました。
どんな言葉よりも確かな説得力。
そして、ヘマもしました(汗)
また次の舞台へ向けて、稽古に励みます!

次回、み絲之會第参回公演は下記の通りです。
どうぞ宜しく御願い致します。

平成30年9月21日(金)夜 於:セルリアンタワー能楽堂
能『海人』 舞囃子『善知鳥』柏崎真由子


また、公演につきましてお気づきの点や、ご感想等ございましたら、どんな些細なことでもお教え頂けますと幸いです。どうぞ宜しく御願い致します。
http://miito-no-kai.com/feedback/

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プロフィール

HN:
柏崎真由子
性別:
女性
職業:
シテ方金春流 能楽師
自己紹介:
北海道 函館出身 相模原市在住

【連絡先】
hashimoto_noh@mail.goo.ne.jp


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