先日、数年振りに札幌へ。
公演のお手伝いで伺ったのですが、懐かしい友人と会えてとても良い時間を過ごせました!
公演の翌日、少し足を伸ばして以前より気になっていた北海道唯一の能舞台を拝見しに小樽へ。
駅に到着すると、能舞台の保存、小樽にて能楽普及に励んでおられる遠藤さんが出迎えてくださいました。
舞台は、もともとは岡崎氏の自宅邸内に建てられたものですが、氏の没後、小樽市に寄贈されたそうです。
岡崎氏の遺した鬘帯や中啓などの展示が…。
とても熱心にお稽古されていたのですね。
どっしりと重厚感のある鏡板を背景に艶々と黒く輝く舞台。
小樽出身の足立禮子先生をはじめ、名立たる先生方も舞った事のある舞台だとか。
皆さんに大切に守られ、愛されているのが伝わります。
何より小樽という地に能の素晴らしさを広める活動をなさっている事に大変感動致しました。
毎日夏には『おたる市民能』が開催されるそうです。
今年は8月30日。
演目は能『忠信』で、遠藤さんは地謡に御出演なさるとか。
お近くにお住まいの方、是非足をお運びください!
「昔は、趣味「謡」と書いている人が結構居て、記録も残ってるんですよ。」と遠藤さん。
再び趣味の項目に「謡、仕舞、能楽鑑賞」が増えるように頑張らないといけませんね!
小樽能楽舞台
http://http://www.otarushiminkaikan.jp/koukai/nougakudou.html
遠藤さんのお店
http://shop.glotal.com/endo/
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